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イチサン100万ユーザー到達。次に目指すこと|法人番号株式会社

作成者: 吉田 裕宣|Aug 31, 2026, 12:40:27 PM

2022年7月のサービス開始から約4年。イチサンは、2026年8月4日時点で100万ユーザーに到達しました。
使ってくださった皆さま、紹介してくださった皆さま、本当にありがとうございます。

\\\超うれしいです!///

ここでいうユーザー数は、イチサンを導入するサイト、アプリ数です。現在、フォーム入力、データクレンジング、Salesforce、HubSpot、Salesforceの重複マージ解消と、5つのサービスを、すべて無料で提供しています。

イチサンシリーズのサービス一覧

100万ユーザーになったら、日本の法人データ活用が変わると思った

100万ユーザーを目指したとき、「100万も使ってもらえたら、法人データ活用のアタリマエは変わっているのでは?」と思いました。BtoB企業の多くで、「法人番号」を導入するケースは増えてきました。
でも、景色は、思ったほど変わりません。わが力の小ささよ。

10万ユーザーに到達した2022年から、利用は10倍です。それでも、同じ会社がシステムごとに別々に登録され、社名や所在地が変わるたびに確認し、どの会社を人の目で確かめる仕事は、今も多くの現場に残ります。
どのように管理すればよいのかという知見も、世の中に埋もれています。

もちろん、これからもイチサンを使ってくださる人は増やしたい。
ただ、利用者数が増えることと、僕たちが目指していた変化が起きることは、同じではありませんでした。

100万という節目に立って、次に何を目指すのかを、もう一度考えることにしました。

イチサンを始めたころのことを思い出した

そもそも、僕がイチサンを始めたのは、壮大なデータ流通の構想があったからではありません。僕自身が、企業データを扱う仕事に困り果てていたからです。

会社名や所在地を確認し、同じ会社を見分け、データを整える。やってもやっても終わらず、睡眠時間が3時間ほどになっていた時期もありました。そこで法人番号に出会いました。

それまで徹夜でやっていた確認作業が減り、7時間眠れるようになった。勉強したり、好きなことをしたりする時間も戻ってきました。

法人番号によってデータが整ったことも、もちろん大きな価値です。でも、僕が一番うれしかったのは、それまで当たり前だと思っていた苦労を、もうしなくてよくなったことでした。

イチサンを使う方からも、法人情報の確認作業が軽くなったという声をいただきます。そうした声を思い返して、ようやく腑に落ちました。僕たちが目指したかったのは、法人情報を扱うために費やしていた時間を減らし、本来やりたかった仕事や、安心できる時間を取り戻すことだったなーと振り返るのでした。

やっぱり、法人情報で困る人を、ひとりにしたくない

ここに至るまで随分と色んな事業路線を考えてきました。事業買収のお話も頂きましたが、うーんと悩み、お断りしました。悩むのも、イチサンのサービスに理念がないからだろうなぁと思いました。

だから、初心に返り、僕のこれからのイチサンの理念にします。

法人情報で困る人を、ひとりにしない。
法人情報の「しなくていい苦労」を、一つずつなくす。

法人情報を整える仕事は、外からはなかなか見えません。きれいにしたはずのデータが、別のシステムからまた崩れていく。問題が起きていないように見えるのは、詳しい誰かが、見えないところで整え続けているからかもしれません。その人に、さらに「データを活用しましょう」とお願いする前に、まず、今の仕事を少し軽くしたい。

検索、取得、名寄せ、更新、データ付与、API。イチサンがつくってきたものはすべてそのための手段だと。

一度生まれた解決を、次の場所でも使えるようにする

最近、イチサン導入した方が転職し、次の会社でもイチサンを使う、話を聞くようになりました。これは、単に利用者が一人増えたというだけではありません。以前の職場で得たやり方を次の職場へ持っていき、同じような作業をしていた人にも渡してくださった、ということです。

僕は、この動きをもっと増やしたい。

現場で何に時間がかかっているのかを知り、イチサンの機能や判断基準として形にする。そして、別の会社や部署でもそのまま使えるようにする。自分たちだけでは届けられない場所には、普段使われているサービスや、それぞれの分野に詳しいパートナーの力も借りる。一つの現場で生まれた解決が、プロダクトや知識、人を通じて次の現場へ渡っていく。これが、イチサンがこれからつくりたい「解決の連鎖」です。

イチサンコミュニティを、より広く開きます

プロダクトだけでは解けないこともあります。

本社と支店をどう扱うか。企業グループどこまで一つと見るか。どの情報を正しいものとして誰が更新するのか。

こうした判断は、営業、マーケティング、経理、与信、情シス、データ基盤など、いくつもの部署にまたがります。それなのに実際は、社内で一番詳しい人が「会社の正解」を一人で背負っていることが少なくありません。

だから、イチサンコミュニティも新しくします。BtoBの法人データ活用に悩む方が広く集まれる場所へ育てます。

成功事例を発表するだけの場所でも、法人番号に詳しい人だけが集まる場所でもありません。実際に迷ったこと、試したこと、うまくいかなかったことを持ち寄り、次の人が使える形にして残す場所にします。

「会社の正解」を、ひとりで背負わない。

今もなお、急成長企業にいる誰かひとりが、会社の正解を背負っています。これを少しずつ解きほぐしていきたい。現在Discordで運営しているコミュニティは、日々の仕事の延長で参加しやすいようSlackへ移行しました。イベントや交流イベントも開催します。ぜひご参加ください!、

https://www.houjin-bangou.co.jp/ichisan-community

次は、困っている一人をちゃんと救いたい

100万ユーザーは、たくさんの方がイチサンを選び、紹介し、仕事の中へ置いてくださった結果です。だから、心からうれしいです。一方で、その数字だけを次の目的にはしません。次に目指すのは、ただ200万という数字ではなく、法人情報に困っている次の一人の「しなくていい苦労」を減らすことです。

まぁ昔の僕の苦労を今なお誰かが苦しんでいる訳です。これからは、どの作業がなくなったのか、どれだけ時間が戻ったのか、そこで得たやり方が次の人にも届いたのかを見ていきます。

プロダクトも、データも、パートナーとの連携も、コミュニティも、そのために使います。

100万ユーザーの次は、困っている一人へ。

そして、一人の解決を、次の一人へ。もし今、会社情報の確認や整備を一人で抱えている方がいたら、どんな作業に時間がかかっているのかを、ぜひ教えてください。今のイチサンで解けるかもしれません。まだ解けなくても、次につくるべきものが見えるかもしれません。

法人情報のために費やしている「しなくていい苦労」がなくなるまで、イチサンは一つずつ取り組んでいきます。

ちなみに既にご覧頂いた方もいるかと思いますが、大枠2028年末までの動きが決まりました。事業方針はまた別の機会で投稿させてください。

ここまでご覧頂き誠にありがとうございました。どうか引き続きイチサンを何卒宜しくお願い致します。

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