「イチサンサービスの裏側ではPHPを使っていますか?」「利用しているWebサイトや、利用者のブラウザに影響はありませんか?」
PHPの脆弱性に関する情報を受け、イチサンサービスをご利用のお客様からお問い合わせをいただいています。外部サービスを利用するとき、画面から見えない部分まで確認したいというのは、もっともなことだと思います。
結論からお伝えすると、イチサンサービスを提供する当社側の環境では、PHPを使用していません。開発担当者とも確認し、今回お問い合わせのあったCVE-2026-109618、CVE-2026-109619のいずれにも該当しないことを確認しています。
画面の裏側も含めて確認しています
たとえば、イチサンフォームは、お客様のWebサイトにJavaScriptとCSSを読み込んでご利用いただく仕組みです。法人情報の候補を取得し、フォームへの入力を補助します。
ただし、画面側でJavaScriptを使っているからといって、サーバー側でもPHPを使っていないとは限りません。そのため今回は、イチサンサービスの画面だけでなく、外部サービスとの通信やデータ処理を行う当社側の環境まで含めて確認しています。
この範囲ではPHPを使用していないため、上記2件のPHPの脆弱性による影響は受けません。
お客様側のWebサイトとは、分けてご確認ください
一方、お客様がご利用のCMSやサーバーにおけるPHPの利用状況は、イチサンサービスの提供環境とは別の話になります。
イチサンサービスをご利用かどうかにかかわらず、PHPを利用するシステムについては、管理担当者や提供元の案内をご確認ください。当社の回答はイチサンサービスの提供環境についてのもので、お客様のWebサイト全体の安全性を保証するものではありません。
データを必要以上に残さない運用について
データをどのくらい保存しているかも、安心してサービスを利用するうえで大切な点です。
当社では、利用ログを、不正・過剰な利用の防止や障害調査に使用し、数日で削除する運用を行っています。
これは、この用途のログについての説明です。すべてのデータやバックアップが一律に数日で削除される、という意味ではありません。また、ログの保存期間を短くすることと、今回のPHPの脆弱性に該当しないことは、それぞれ別に確認すべき事項です。
社内でのセキュリティ確認にあたり、対象となる環境やデータの範囲について詳しい説明が必要な場合は、お問い合わせください。この記事が、安心してご利用いただくための確認に役立てば幸いです。
参考情報
PHP公式セキュリティ情報(2026年10月21日):https://www.php.net/archive/2026.php
イチサンフォーム導入手順:https://ichisan.jp/form/guide/